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武雄市、樋渡市長の著書「首長パンチ」読了

2010 12 17
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いやね、非常に読書量が落ちている自覚症状がありましたのでちょっと心配したのですが。思っていたほどつまずきもせずイッキ読み出来ました。

昨日の夕方、7割ほど読んだあたりでも思ってはいたのですが。

市長っていう立場はさまざまな政治判断が必要となる立場であり、その周辺にはたくさんのこれまでの流れ前例既得権益、そして声の大きい人につられそうになる世論の風、なんてものがあり、いろんなものに翻弄されながらさまざまな施策を打っていく市長のドキュメンタリーはそれだけで読み応えがあり、面白かったです。

あからさまに悪役として、恐らく実在の人物も多く描かれており、その点ちょっと心配になるほどでした。政治・行政の世界が、ある意味有機的で立体的に複雑な構造を持っていることを描き出すような本だったと思います。

僕が以前のブログ

こちらが市民病院の民営化についてリコールの動きがあると聞きつけるや2日後(だったか)に辞職、昨年も押し詰まった12月28日、是非を問う出直し選挙に見事再選を果たした<わかりにくい? 樋渡市長です。

と書いたのですが、そのあたりがクライマックスとして描かれていたかと思います。この時はリコールに対して即座に辞職した市長をニュースで拝見して、とてもいさぎのいいカッコイイ身の処しかたに見えたのですが、やはりさまざまな思惑と感情が入り交じっていたことがわかったのも収穫に感じました。もちろんこの件だけでなく、この本全体が、テレビニュースには出てこない情勢や心情の変化が汲み取れる良質なドキュメンタリーであると思います。

マルとバツで結果を出す選挙というシステムが、いろんな危うさを孕んでいることも大きいテーマではなかったでしょうか。バツと言われたら即座に口を封じられかねない市長という仕事の中で、出版された作品として市中にこの内容を残しておくことは市長本人にとってもさまざまによりどころになっているのではないかと邪推。

いい本でした。あらためてオススメ。
+-+-+-12/17深夜購入リンクを追記

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